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下っていない時のクダラナイ日常話などを公開!

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 朝六時前から目が覚めるも涼しげな風の中空は青々としているので、なぜか「こうしては

おられぬ」とテンションがグッグッとあがる。

 この日は仕事がなく、やることもないのでテンションあがったまま、しょーがないのでひさびさ

愛宕山に向かう。いつもは、何かに憑かれたように必死のパッチでやみくもに登るので、今回は

やや周りの木々や風景に目を留めながらロマンチックに登ろうではないかと試みた。

 はじめ前半はいつものごとく息があがるが、後半はやや落ち着き周りが目に入る。杉ばかり

だと思っていたが結構広葉樹も多いのに気がつく。2年くらい前に一服していた場所など

鹿の不意打ち異常接近遭遇に遭い自分でも笑うくらい驚きの中逃げたのでわからなかったが、

広葉樹のじゅうたんで敷きつまれているのに気付く。美しい光景だ。

 さらに山頂に近づくにつれて、杉の太さに感動する。屋久杉までとは云えないであろうが、

その一本一本は立派に存在感がある。ここは当然山ではあるが、同時に愛宕神社の総本山と

いう「参道」でもある。いつもハアハアバテバテ状態で感じなかったが、それ相応に神々しい

空気が流れていたことに「オレが悪かった」と感じざるをえない。

 というわけで二時間たっぷりの行程で本堂に到着。「下」の気温と10℃違うといわれている

通りここは完全に「秋」の気配である。家で食べる弁当がこういうところで食べると、やはり

とてつもなくウマイ。

 今回下りは同じルートではなく、「月輪寺」経由で下りることにする。初めてのルートだ。

下り始めると感じたのだが、山道が狭く勾配のややきつめだ。そして何よりひと気がない。

それによって初めてのルートということもあり、ドキドキ感ワクワク感がさらにあがる。途中

二又に別れているところがあり、しばし悩んでいると下からうら若き女性が登ってくるので、

「すみません、どっちにいけば清滝にいけるのですか」と質問したところ、「右が若者コースで

左が普通のルートですよ」と、さも意味有りげなやさしい答えが返ってきたので、「では、わたくしは

右へ」などと必要以上にハッスルしたりと今回のロマンチックなテーマに感動したりするのであった。

 道が異常に狭くなり、これはいわゆる迷ったかと思ったころ、目の前の岩に登るとそこが

「月輪寺」の入り口付近となる。いやはやここは浮世離れした風景であった。いつもへべれけに

なっている某居酒屋からそんなに離れているわけではないのに、こんな僻地が存在していることに

驚く。開けっ放しの本堂には立派な仏様が祭られており、その右横には、少し自分とゆかりのある

空海上人いわゆる弘法大師が鎮座されていた。その前にはたぶんここで生活されている家があり

ここもまた「開けっ放し」で、風呂なども丸見えなのである。電気はきてはいるが、水道は山水だし

この風呂も薪で焚いているのだろう。すべてが急斜面にへばりついているように建てられている。

自分はアウトドア派などというのが阻まれるくらいのくらしであろうことは想像できる。

 月輪寺。是非参拝していただければオモシロイ。

 なおきつい傾斜が続いてようやくアスファルトの道に下りる。そこに名勝の「滝」がある。

せっかくしんどい思いをして下ってきたのに、また登るのかよと思うのではあるが、きれいな

渓流を左目に登ってみる価値はあるだろう。

 いままでたいがい登ってきた愛宕山ではあるが、今回その「ロマンチック」をテーマにした

参拝はいささかカンドー的なものがあった。その鹿不意打ち異常接近遭遇であわてて逃げた

おかげで、下りのときに左ひざが痛くなるようになった。それから次の週によせばいいのに

「楽勝ですよ」と芦生の森に誘われ、完全におかしくなったひざが、やはり痛くはなったが

そのロマンチックな登山で幾分気持ち的にやわらいだ気がした。
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2009.09.08 / Top↑
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