下っていない時のクダラナイ日常話などを公開!

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 ■「下弦の月」■


 下弦の月が沈む時 おまえは旅に出るといった

 ずいぶん長くこの街に住んで、呑みすぎたり愛されたり

 それぞれ伝えたいこともあるだろう

 抱きしめて「ありがとう」って云いたいだろう

 でも、下弦の月が沈む時

 おまえは、この街を出て行くんだ


 もうすぐ、下弦の月が沈むだろう

 生まれたときのままオレは行く

 充分オレはやったんだろうか

 オレは充分愛せたんだろうか

 この街に生まれて育って

 泣いたり笑ったり

 そして、下弦の月が沈んだあと

 オレは、この街にいないんだ


 時には哀しい酒もあったろう

 あのテーブルの片隅で、独り、目を閉じて


 また、下弦の月が昇る頃

 オレは、またみんなと笑っているだろうか

 一人の女さえ愛せない

 不器用なオトコであったんだろうか

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2009.11.03 / Top↑
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